2012年11月
MOJI art展 in 新潟
2012年11月28日
“MOJI art展”
2012年11/17(土)17:30~21:00 18(日)10:30~19:00
べじたぶる懐石料理教室 渡部
《新潟市中央区女池4-34-21》
MOJI art Donation
MOJI artは、日本語の「漢字」をデザインしたもので
「漢字」のなかに「ひらがな」が隠れており
漢字本来の持つ意味とは別にひらがなのメッセージが
込められているユニークな作品です。
アーティストの浦上秀樹氏は、ミオパチーという
筋肉が減少してゆく進行性の病気で、
MOJI art を 筆を口に加えて描いています。
来年4月にバンクーバーで開催される「桜祭り」では
浦上氏自信が参加してMOJI artの展示を致します。
MOJI artの基金の目的は、国際色豊かなバンクーバーで
日本語文化を発信する「MOJI art」を
より多くの方に広めてゆく為の基金です。
感謝を込めて
Art & Eat Japan art@koyano.co.jp


◇ 当日のVege スィーツ

〔Drink Menu〕
<ごぼう茶、ハーブTea、三年番茶>

Vege スィーツ盛り合わせ
〔かぼちゃのまるごとVegeまんじゅう〕
<100%野菜で生地を作った蒸しまんじゅう
表面のツルンとした薄皮は片栗粉をまぶすことで生まれます>

〔よもぎ白玉団子のシロップかけ〕
<白玉団子をシロップがけで あっさりとした食感>

〔りんごのキャラメルケーキ〕
<焼きリンゴの香りのケーキ>

〔おからのガトーショコラ〕
<小麦粉の代わりにおからを使用 繊維たっぷりで美味しくて
体にやさしいケーキ>

〔キノコと大豆ペーストのリエット & グリーンピースのスプレッド〕
<野菜度 100%の塗るサプリ! パンによく合う、野菜スプレッド>
◇ 浦上 秀樹 “MOJI art 展” in 新潟
お陰様で 無事終了しました。
大勢の方にご来場いただきまして、ありがとうございました。
スタッフ一同 感謝申し上げます。
<縁の下の力持ち チーム>
平片 由利子さん、上田 郁子さん、小林 則子さん、
川口 孝子さん、清野 知恵さん、関屋 由貴子さん
関屋 宏樹さん 他 皆様素晴らしいチームワークでした。
そして 〔ART & EAT JAPAN〕 の 小谷野慶子さん
展示会のプロデュースに感謝です。
そして素晴らしい作品を生み出し続けている
浦上 秀樹さん ありがとうございました。
MOJI artは、皆様の心をあたためてくださいました。
MOJI art の輪が 必要な方に つながりますように。
これからも宜しくお願い致します。
<スタッフ 一同>
☆12月度 Vege懐石
2012年11月3日
普段は落ち着いて読経する師僧も走り回るほど
多忙である月という「師走」
大掃除にクリスマスやお正月の準備など慌ただしい
ながらも、活気のある一年の締めくくりの月ですね。
お正月のご馳走。「おせち」を形にとらわれず
楽しんでみませんか !
晴の日の器使いや、お正月の凛とした空気を
呼ぶ心遣いも大切ですね。
新年のお客さまのおもてなしに如何でしょうか。
1. <口取り> 若草 きんとん
白味噌で和菓子のように仕上げた若草きんとんは、
初春にピッタリですね。
2. <酢の物> 紅白 なます
かぶと干し杏の紅白なますで、まろやかな“酢の物”です

3. <煮 物> 根菜 昆布
れんこん、ごぼうを昆布と一緒に濃厚な味に煮たもの。
箸休めにおすすめです

4. <蒸し物> 野菜だけの 蒸し餃子
花びら餅のような餃子は具をつくりおきして、サッと包んで
蒸してお出しするお腹に優しい一品です。

5. <揚げ物> ごぼうの フライ すだち添え
おせちには欠かせないごぼうは、フライにして、
塩味ですだちを絞ればすっきりおいしい。

6. <焼き物> 焼き大根餅 和風バーベキューソース
点心の大根餅、生の大根だけでなく切り干し大根を
入れるのが“みそ”!素朴な美味しさが誰もが虜になります。

7. <椀 物> 干し椎茸と生姜の 餅椀
もち米は古来神様に捧げるものとされ、それをついた
お餅を使った料理は、お正月一番のごちそうです。
8. <ご飯物> 一口 手まり寿司
すし飯におせちのなますと、根菜昆布のごぼうをのせて
ラップで包みました。

『ごぼう茶 について』
※なぜごぼうが良いのか ! 〔南雲吉則医学博士の資料より〕
ごぼうは土の中という 過酷な環境の中で生育しています。
微生物や細菌などがある、その中で育つために
“防菌 防虫 効果”があります。
それが創傷、治癒 効果と言って、傷がついても泥の中
で腐らずに、生きています。その成分が抗酸化作用として
健康に体内で要らない油を分解して排出してくれます。
<その成分は>
① サポニン=シャボンと同じ(ポリフェノールの一種)
油と結びついて、高脂血症や高血糖から身体を
守ってくれます。又 朝鮮人参(万能薬と言われている)
と同じ効果の ジンセロイドが、滋養、強壮作用、
免疫パワー、若返り、ダイエットに 効果があります。
② イヌリン というもう一つの栄養素
これは枯れた大地の中から水分をとって
育っていくために必要なもので、”吸水ポリマー”
⇒無駄な水分を吸ってくれる働きがあります。離尿作用
足や顔のむくみを取ってくれ、冷えの解消にもなって
体中に入ると力強い味方になってくれます。
若々しい健康な身体のために、 ごぼう茶を飲んでください。
11月度 「Vege懐石」の食材より
2012年11月2日
☆ キヌア(Quinua) ⇒アンデスのスーパー穀物
原産地:アンデス
ほうれん草(原産国)とおなじアカザ科の植物。
アンデスの高原で自然の恵みをいっぱい受けて育った
キヌアは、蛋白質、食物繊維を含み、鉄分、カリウム、
マグネシウムをたっぷり含んだ穀物です。
原産国では、スープにそのまま入れたり、オリーブオイルで
炒めたり、パンに練り込んだりして、毎日の食卓で
食べられています。
アンデスでは標高が2,000M以上で栽培され、
「母なる穀物」として、大切に食べ継がれてきました。
|
キヌア |
精白米 |
蛋白質 |
12.3g |
6.1 |
脂肪 |
5.2g |
0.9 |
ナトリウム |
2.1g |
1.0g |
鉄 |
15.1mg |
0.8mg |
Ca |
27.7mg |
5mg |
食物繊維 |
8.0mg |
0.5mg |
☆ 米 (こめ) paddy rice grain :(水稲 穀粒)
イネ科。米には、短粒で粘り気の多い “ジャポニカ 種”、
長粒で粘り気が少ない“インディカ 種”、粒が大きい
“ジャパニカ 種” 等がある。世界で栽培される米の
約80%は“インディカ 種”だが、日本で栽培されるのは
“ジャポニカ 種”で、現在 300種が栽培されている。
又栽培法からは、水田で作る水稲と畑で作る陸稲
(おかぼ)に分けられる。
<玄 米>
1C=165g。 玄米からぬか層と胚芽を除いて
胚乳だけにすることを搗精(とうせい)と言い
(精米、精白)、玄米100から得られる精米の量を
歩留まりという。
<精白米>
1C=170g。 ぬか層や胚芽を完全に取り除いたもの。
玄米と比べると、ビタミンや無機質が、かなり少ない。
<胚芽精米> 1C=170g。
玄米からぬか層のみを取り除いて胚芽を
80%以上残したもの。ビタミン B1 が豊富。
〔赤米・黒米・香り米・ワイルドライス〕
<赤米>
日本に初めて伝わった うるち米 のルーツ。
栄養価も白米に比べて高く、タンパク質、各種ビタミン、
無機質(ミネラル)が豊富。
<黒米>
ぬか層に紫黒系色素=アントシアンを含む。
もち米のルーツと言われる。タンパク質、ビタミンB群、 ナイアシン、
ビタミンE、鉄分、カルシウム、マグネシウム等が 豊富で
栄養価が高い。滋養強壮作用や造血作用が あるとされ、
薬米とも呼ばれる。薬膳料理にも用いられる。
<香り米>
におい米、麝香(じゃこう)米等とも呼ばれ、古くから
香りの良い米として珍重された。
江戸時代には、諸国の大名が好んで食したと言われる。
普通の米に香り米を3%~10%を混ぜて炊飯すると、
ポップコーンのような香りがする。
<ワイルドライス>
正確にはイネ科マコモ属の寒冷地植物。
水深30cm~300cmの所に自生し、穀粒は直径2mm、
長さ15mmほど。北米大陸のネイテブインディアンが
食べるのを見て、白人が野生の米“ワイルドライス”と
名付けた。タンパク質、食物繊維、ビタミンB2、
葉酸が豊富で、近年になって栄養に富む健康食品
として評価されるようになった。
香ばしい香りともっちりとした食感で、米に混ぜて炊いたり、
スープの具、料理の付け合せ等に利用する。