12月度 Vege懐石
〔Vege de おせち〕 2016・11・06(日)
おせちの一品一品には、家族の幸せと、健康を
願う意味が込められています。
おせちは日本人にとって一番の 「ごちそう」。
日常使っている食材に、ちょっとおしゃれをさせて
現代人の味覚や、食のスタイルに合わせた
家族が喜ぶ“おせち”を 作りましょう。
★ 今月のメニュー
【1】 色野菜の 押し寿司
紫色の野菜には、アントシアニンが入っています。
抗酸化作用があり、様々な病気の予防パワーを持っています。
初冬になると、カラフルの“かぶ”や、“大根”が野菜売り場に並びます。
軽く塩をふって、押し寿司にしましょう。
【2】 たたきごぼう クルミ衣
地中深く根を張るごぼうに、「根気強く頑張れるように」と
願いを込めて、いただきます。
香ばしいクルミ衣が、甘酸っぱくて 美味しい。
【3】 若草 きんとん
さつま芋に、ほのかな白味噌の味と抹茶で、
和菓子のように仕上げました。
【4】 花 豆
「豆」はマメに働けますように、マメになりますようにと
願っていただきます。
【5】 ゆず 釜蒸し
ゆずの中身はくりぬき、ぽん酢に活用。
ゆずを器にして、中身はたっぷりの湯葉としめじと青菜で。
5分ほど蒸して、温かいところをぽん酢をかけていただきます。
【6】 里芋 柚子コショウのせ
新潟県の五泉という地域で収穫される“帛乙女”という里芋を
使っての、シンプルな一品。
皮つきで蒸し煮して、柚子コショウとオリーブオイルでいただきます。
【7】 がごめ昆布の 松前漬け (粘りの昆布)
がごめ昆布の強いネバネバの正体は、海藻由来の優れた
食物繊維。人参、生姜で松前漬け風に。
【8】 車麩の 甘辛揚げ煮
もちもちで味がしっかり染み込んだ、ごはんに合う一品。
【9】 お 雑煮
その家のお雑煮は、おふくろの味 !
今回は茹でたお餅(煮餅)を使います。