☆12月度 Vege懐石
普段は落ち着いて読経する師僧も走り回るほど
多忙である月という「師走」
大掃除にクリスマスやお正月の準備など慌ただしい
ながらも、活気のある一年の締めくくりの月ですね。
お正月のご馳走。「おせち」を形にとらわれず
楽しんでみませんか !
晴の日の器使いや、お正月の凛とした空気を
呼ぶ心遣いも大切ですね。
新年のお客さまのおもてなしに如何でしょうか。
1. <口取り> 若草 きんとん
白味噌で和菓子のように仕上げた若草きんとんは、
初春にピッタリですね。
2. <酢の物> 紅白 なます
かぶと干し杏の紅白なますで、まろやかな“酢の物”です
3. <煮 物> 根菜 昆布
れんこん、ごぼうを昆布と一緒に濃厚な味に煮たもの。
箸休めにおすすめです
4. <蒸し物> 野菜だけの 蒸し餃子
花びら餅のような餃子は具をつくりおきして、サッと包んで
蒸してお出しするお腹に優しい一品です。
5. <揚げ物> ごぼうの フライ すだち添え
おせちには欠かせないごぼうは、フライにして、
塩味ですだちを絞ればすっきりおいしい。
6. <焼き物> 焼き大根餅 和風バーベキューソース
点心の大根餅、生の大根だけでなく切り干し大根を
入れるのが“みそ”!素朴な美味しさが誰もが虜になります。
7. <椀 物> 干し椎茸と生姜の 餅椀
もち米は古来神様に捧げるものとされ、それをついた
お餅を使った料理は、お正月一番のごちそうです。
8. <ご飯物> 一口 手まり寿司
すし飯におせちのなますと、根菜昆布のごぼうをのせて
ラップで包みました。
『ごぼう茶 について』
※なぜごぼうが良いのか ! 〔南雲吉則医学博士の資料より〕
ごぼうは土の中という 過酷な環境の中で生育しています。
微生物や細菌などがある、その中で育つために
“防菌 防虫 効果”があります。
それが創傷、治癒 効果と言って、傷がついても泥の中
で腐らずに、生きています。その成分が抗酸化作用として
健康に体内で要らない油を分解して排出してくれます。
<その成分は>
① サポニン=シャボンと同じ(ポリフェノールの一種)
油と結びついて、高脂血症や高血糖から身体を
守ってくれます。又 朝鮮人参(万能薬と言われている)
と同じ効果の ジンセロイドが、滋養、強壮作用、
免疫パワー、若返り、ダイエットに 効果があります。
② イヌリン というもう一つの栄養素
これは枯れた大地の中から水分をとって
育っていくために必要なもので、”吸水ポリマー”
⇒無駄な水分を吸ってくれる働きがあります。離尿作用
足や顔のむくみを取ってくれ、冷えの解消にもなって
体中に入ると力強い味方になってくれます。
若々しい健康な身体のために、 ごぼう茶を飲んでください。